シルバートレイ量産ロボット

今が今までで一番真剣に金策に励んでいるかもしれない。
といってもシルバートレイをひたすらつくる毎日です。
４か所～火力上げ～たたく～たたく～ねらい～ねらい～ねらい～ねらい～
もう目閉じてもできるわよ！
さて、
サイクルが出来上がっているのだけれど、
家で鍛冶する→草原地区まで出る→出品→家に戻る
これ、なんとかならないものか。
わたくしレインはピカンとひらめいた。

そうだ、武器鍛冶に紛れ込めばいいんだ。（１年以上してやっと気づいた）
ここならグレンバザーも一瞬！
なんて手間なし！
はやい！はやいわ！
防具鍛冶がいたって同じ鍛冶なのだから違和感もない。

ドルワームより男臭いけど…
うん、ちゃんと鉄の匂いがする！
マスターリリムに見つからないことを祈りながら馴染の鍛冶ハンマーを取り出した！
レインの腕が光る！
カンが冴えわたる！
くるくるくるー！！！！
ぱんぱかぱーん！
「シルバートレイ☆☆☆が出来た！」
渾身の叫びがグレン城鍛冶場に響き渡るとともにあたりはシーンと静まり返った。

あんた、守りの鍛冶者か！！！
わしら攻めの鍛冶場になに用じゃ！！！
あたりに怒号が響き渡る！
レインは作りたてのシルバートレイを構えた！！
武器鍛冶職人と防具鍛冶には因縁があるらしい。
むかしむかし
とある商人が言った。
「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」
それを聞いていた者がこう返した。
「それではお前の矛でお前の盾を突けばどうなるか」
商人は黙ってしまった。
これが矛盾の語源であり、防具鍛冶職人と武器鍛冶職人の永遠の溝である。
武器職人はこう言う。
もちろん矛が盾を突き通す。
防具職人はこう言う。
もちろん盾が弾き返すと。
両者譲らぬ戦いが今の今でも続いているのだ。

溶けた鉄ぶっかけてやる！！
と、マスターラセドに追い回される！
槍、両手剣、ブーメラン、ツメ！
き、危険や！！
そのとき手に持っていたシルバートレイが語りかけたのだった！！！
次回予告

あ、あんたもしかしてあのときの商人かい？

げっへっへ！鉄を舐めさせろ～

もしかして、本当に戦わなきゃいけない相手って…
ー伝説の商人再び　新たなる敵との遭遇ー
…ってこともなく、わりとみんなグレン城で作ってるんですな～
もっと早く気付けばよかった～。
ここでしばらくシルバートレイ頑張りま～す。
みなさま2014もよろしくおねがいします。